夢占い
『日本書紀』は崇神天皇が皇嗣を決定するに当たって、息子たちの見た夢で判断したと伝えています。
天皇の命を受けた二人の皇子、豊城命と活目尊は、沐浴をし神に祈ってから眠り、それぞれ夢を見た。
兄の豊城命は、御諸山に登って東に向かい、八度槍を突き出し、八度刀を空に振る夢を見た。
弟の活目尊は、御諸山に登って縄を四方にめぐらし、粟を食べる雀を追い払う夢を見た。
彼らの夢を聞いた天皇は、「兄は東の方ばかり見て武器を振るったので、東を治めるのがよいでしょう。
弟は四方に気を配って実りのことも考えているので、天皇の位を嗣ぐのがよかろう」と言ったといいます。
夢占いに関して興味深いのは、夢が交換可能なものと考えられていたことです。
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