とある会社で
とある会社では、主な行事には「代替案」を必ず用意してもらっています。
たとえば、得意先招待のセミナーを開催する場合、予定している講師が遅れたり、こられなかったらどうするか、新幹線に予定どおり乗れたという情報をもらっても、途中で事故というケースは現にあり得るのです。
ムダのようだが、スペア講師を用意してある。
もしくは二日分の日当、講師料を払っても、前日までに来てもらっているのです。
これは、大事な会合の雰囲気をこわす損、失と講師との兼合いの問題です。
もちろん、そうはいってもいつでもそうしているというのではありません。
快晴とわかっているのに傘をもって出るほど酔狂ではない。
あくまでも問題の大きさによる見極めが前提です。
しかしながら、最近の各社を見ていると、若干こういった点に対する配慮が荒すぎるようだ。
いまのような金づまりのご時世に、本当にアテにしていた売掛金回収が万一遅れたらどうするのか。
売上げ目標がズレたらどうするのか。
危機意識をとってみてもまだ弱い。
私がこのようにいうと「それは心配しすぎだ」というように外野席がやかましい。
けれども、心配とは心くばりと読むものです。